| Home |
2008.03.20
文章の文章
文章を書くのは時間がかかる。
このブログを書くのも1時間近くかかる。
最初にテーマを見つけ、
それをどう表現しようかで、まず悩む。
おおよその材料と流れを頭の中で組み立てたら、
導入にちょっと気を使って書き始め、
その後は、勢いを付けて一気に書き進める。
終わりに近づいたら一旦筆を止め、
流れに沿った締めを考える。
締め括ったら一旦完成。
そして、推敲。
ここからが長い。
勢いに任せた文章を読み返してみると、
あちこちにほころびがある。
同じ言葉が繰り返されていたり、
“てにをは”が気持ち悪かったり、
読んだときのリズムが悪かったり。
語彙が少なく、最初から的確な表現が出てこないことも多い。
類語辞典などに助けてもらいながら、
何度も修正を加える。
一部分を直すと、前後との繋がりが変わるので、
頭から読み直して、全体のバランスも整える。
これで二度目の完成。
今度は、修正を加えすぎて堅くなった文章を、
わざと少しだけ崩す。
口語表現を混ぜたり、
主語や述語を敢えて外したり。
最後に、もう一度全体のバランスを見直して、
ようやく完成。
こうやって手順を並べると面倒くさそうだが、
本人は楽しんでやっている。
前後の辻褄が合うと、パズルを解いたようにすっきりするし、
一語を変えただけで、全体の印象がガラッと変わる快感は、
オセロのようでもある。
文章を組み立てることは、
言いたいことをいかに相手に伝えるかを考えること。
つまりデザインと全く同じ。
全体と細部、トーンとリズム、
大胆と緻密、熱さと冷静さ。
いずれも、言うは易し、行うは難し。
以前書いた日記を改めて読み直すと、
どこかしっくり来ないものも多い。
書いたときは、“出来た”と思っていたにも関わらず。
これもデザインと同じ。
生ものなんだな、きっと。
このブログを書くのも1時間近くかかる。
最初にテーマを見つけ、
それをどう表現しようかで、まず悩む。
おおよその材料と流れを頭の中で組み立てたら、
導入にちょっと気を使って書き始め、
その後は、勢いを付けて一気に書き進める。
終わりに近づいたら一旦筆を止め、
流れに沿った締めを考える。
締め括ったら一旦完成。
そして、推敲。
ここからが長い。
勢いに任せた文章を読み返してみると、
あちこちにほころびがある。
同じ言葉が繰り返されていたり、
“てにをは”が気持ち悪かったり、
読んだときのリズムが悪かったり。
語彙が少なく、最初から的確な表現が出てこないことも多い。
類語辞典などに助けてもらいながら、
何度も修正を加える。
一部分を直すと、前後との繋がりが変わるので、
頭から読み直して、全体のバランスも整える。
これで二度目の完成。
今度は、修正を加えすぎて堅くなった文章を、
わざと少しだけ崩す。
口語表現を混ぜたり、
主語や述語を敢えて外したり。
最後に、もう一度全体のバランスを見直して、
ようやく完成。
こうやって手順を並べると面倒くさそうだが、
本人は楽しんでやっている。
前後の辻褄が合うと、パズルを解いたようにすっきりするし、
一語を変えただけで、全体の印象がガラッと変わる快感は、
オセロのようでもある。
文章を組み立てることは、
言いたいことをいかに相手に伝えるかを考えること。
つまりデザインと全く同じ。
全体と細部、トーンとリズム、
大胆と緻密、熱さと冷静さ。
いずれも、言うは易し、行うは難し。
以前書いた日記を改めて読み直すと、
どこかしっくり来ないものも多い。
書いたときは、“出来た”と思っていたにも関わらず。
これもデザインと同じ。
生ものなんだな、きっと。
by tbm18363 | 2008-03-20 03:34 | その他
スポンサーサイト
| Home |