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ADC
ニューヨークADC展
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冷たい雨の中、クリエーションギャラリーG8へ。

世界中から集まった受賞作品の中、
見覚えのある日本の作品もいくつか。

そんな中、目を引いたのが、
佐藤雅彦+ユーフラテスによる、
ISSEI MIYAKE「A-POC INSIDE」のアニメーション

会場ではゆっくり見られなかったので、
WEBで改めて見て再認識、

“これ、完璧”

彼らは、ピタゴラスイッチで『フレーミー』などを手がけていて、
あれも相当すばらしいと思っていたのだが、
あのアイデアと技術を研ぎ澄ますとこうなるんだろうという、
ひとつの最終形のような作品。

黒バックに白い文字が躍るだけのシンプルな映像ながら、
想像力が大いに掻きたてられ、見ていて飽きず、
バックに流れる音楽もとてもクール。

作品だけ見ると日本人が作ったとは思えないけれど、
佐藤雅彦と言われれば、なるほど!と思える。

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その他の作品を見て思ったこと。

日本の受賞作品は手が込んでいて仕上がりが美しい。

対して(とくに)アメリカの作品は、
ジャーナリズムとユーモアに溢れたものが多い。

もちろん完成度も高いのだが、
日本の作品にある“品”や“繊細さ”のようなものより、
そこにどれだけ強いメッセージを込められるか、
というところに力を注いでいる気がする。

一目見て意味が分かって、そのコンセプトが
他人にも簡単に言葉で説明できそうなのがアメリカ。
作品から心地よい雰囲気が漂ってきて、
言葉にしづらい情緒のようなものを感じさせるのが日本。

どちらが機能的かと言えば前者なのだろうが、
どちらが好きかと聞かれれば後者だったりする。

あぁ、日本人。



※佐藤雅彦氏のアニメは、リンク先の左上menuからプルダウン、
 A-POC INSIDEのAnimationをクリックで見られます。
by tbm18363 | 2008-02-13 02:56 | ADC

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