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欧文タイプセミナーその後
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11月5日のブログに書いた、
小林章氏の欧文タイプセミナー。

質疑応答の際、質問の多さに時間切れとなり、
漏れた分は紙に書いて提出、
後日HP上で返答するということだったのだが、
先日TDCのサイトで、その回答が公開された。

本当にすべての質問に答えられているようで、
3ページにもわたるQ&Aの中、
僕の質問もしっかりと載っていた。

ちなみに僕の質問は、

Q. 和文、欧文に限らず、イラストレータ上で線(フチ)を付けて、若干太らせて味を出すような事をするのですが(ボテッとさせる)それはやるべきではないのでしょうか。例えば、Regularだと細くて、Mediumだと太いなと感じる時など、単純に太らせてよいものなのかどうか。

というもの。
それに対する小林さんの答えは、

A. 程度とあなたの美意識との問題です。いずれにしても、書体デザイナーから抗議の電話がかかるということは無いと思います(笑)。安心していろいろ試してください。やっているうちに、これはやりすぎだという自分なりの基準ができてくると思うんです。それが他の人にとって読みにくくなければ良いんですよ。

なるほど。とてもスッキリした。
とくに、“やっているうちに~自分なりの基準ができてくる”というのは
非常に納得できた。

ほかの質問への回答の中で、
“書体は米、それをどう美味しく調理するかはデザイナーの自由”
ということも言われていて、確かにその通りだな、と。

変わったことをやろうと、べちゃべちゃに炊いても良いけど、
それを食べた人が、またその店に来てくれるかどうか、とか、

魚沼産コシヒカリは、ガパオごはん用に開発されたものではないが、
農家の方に作ることを禁じられている訳ではないし、
意外とそこに新たな発見があるかもしれない、とか。

料理は愛情というけれど、書体もきっとそうなんだ。
by tbm18363 | 2008-02-01 01:37 | 小林章

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