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欧文タイプ・セミナー
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TDCが主催の、タイプ・デザイナー小林章氏による
欧文タイプセミナー(於:女子美杉並キャンパス)へ。

そういえば女子美って来たの初めてだなぁ、
どんな雰囲気なんだろう(ワクワク)と思いつつ、
校門を抜けると、中庭で硬式テニス部が威勢の良い声を上げながら
練習の真っ最中。意外と体育会系。

開講の15分前に到着すると、200名ほど入れる講堂は
僕のような社会人デザイナーや学生らしき人たちで
すでに7割型埋まっていた。熱気を感じる。

16時にスタート。会場はほぼ満員。

小林章氏はドイツ在住のタイプ・デザイナーで、
自身で欧文書体を制作する一方、書体デザイン界の巨匠、
アドリアン・フルティガーやヘルマン・ツァップと組んで、
名作書体の改刻にも携わる、欧文書体の第一人者。

このセミナーでは、資生堂や博報堂の若手デザイナーが
実際に制作中のロゴを、その場で小林氏がアドバイスしたり、
文字詰めの方法などを具体的にレクチャーしてくれたりと、
非常に実践的な内容が目白押し。

後半では、資生堂のAD渋谷克彦氏、ドラフトの植原亮輔氏も参加。
ADCの常連、渋谷氏からの質問に明快に回答したり、
JAGDA新人賞受賞の植原氏が作ったロゴを“文字詰めおかしいですよね”と
バッサリと斬り捨てたり(会場爆笑)と、痛快かつ為になる講座であった。

最後の質問コーナーでは、挙手が止まずにやむなく打ち切る事態。

質問内容を聞いていると、聴講者も皆レベルが高く、
日々の仕事に即した内容が自分にも当てはまることばかりで、
その回答に興味津々。会場全体がそういう雰囲気に満ちていて、
あっという間の3時間であった。

司会の方曰く、去年のゲスト中島英樹氏(2006TDCグランプリ受賞。雑誌cutのAD)が、自分で作った書体を小林氏に見てもらったところ、
かなり多くのダメ出しをされたらしい。

そして、今年作り直して再度小林氏に見せたが、
それでもやはりあちこちとダメ出しをされたそうで、
あの中島英樹でも!?と、書体というものの奥深さに驚かされた。

因みに誤解が無いように補足すると、
小林氏はとても物腰の柔らかい温厚な方です。

というわけで、来年もぜひ行きたいと思った
“好”義でありました。
by tbm18363 | 2007-11-05 14:05 | 小林章

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