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広告コピーってこう書くんだ!読本
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コピーライターの谷山雅計さんが書いたこの本、
タイトルに偽りのない、かなり実戦的な内容なのですが、
冒頭の「はじめに」を読んだだけで、
もうグイグイ引き込まれます。

~発想法に頼るということは、スポーツでいえば、100メートル走のときにスタートラインにしゃがみ、クラウチングスタイルを取ってから、「どうやったら速く走れるだろうか、いいタイムが出せるだろうか」と考えるようなものです。
言うまでもないことですが、スタートの直前にちょっと工夫したぐらいで、タイムが伸びるはずはない。速く走るためには、競技会以前から、きちんとしたトレーニングをする必要があります。(同書「はじめに」より)

…さすがは超一流コピーライター。

因みに、谷山さんがこれまでに書かれた主なコピーは
東京ガスの「ガス・パッ・チョ!」、
資生堂TSUBAKI「日本の女性は美しい」、
新潮文庫「Yonda?」
日本テレビ「日テレ営業中」など。

この本の文体はやさしい感じ(雰囲気は“ほぼ日”な感じ)で、
文字数も少なめなので、立ち読みだけでも読破できそうな本ですが、
その具体的かつ普遍的な内容から、
“これは一家に一冊”と思い、購入しました。

なるほど!と目から鱗が落ちる話の連続なのですが、
谷山さんが例に挙げるダメなコピーの例が
ことごとく自分に当てはまっていて、
時々自分で書いていたことが、
恥ずかしく思えてきました。

これを読むと今度からコピーはやっぱりキチンと
コピーライターに頼まなければと思いますが、
果たしてどれくらいのコピーライターが
ここまで考えているのだろうと、少し不安にもなります。


それにしても、ある域に達した方々が言うことって、
固有名詞をそれぞれのジャンルの言葉に置き換えれば
ほとんど同じようなことを言っている気がします。

その共通した何かをグッと掴むことが出来れば
きっとどんなことでも出来るのだと思います。

だから一流の人同士って、分野は違えど
話が通じて分かり合えるんでしょうね。

アートディレクター講座の開講式で、
水野学さんもそのようなことを仰っていたのを
ふと思い出しました。


by tbm18363 | 2007-10-17 00:29 | クリエイター・アーティスト

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