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2007.10.17
広告コピーってこう書くんだ!読本
コピーライターの谷山雅計さんが書いたこの本、
タイトルに偽りのない、かなり実戦的な内容なのですが、
冒頭の「はじめに」を読んだだけで、
もうグイグイ引き込まれます。
~発想法に頼るということは、スポーツでいえば、100メートル走のときにスタートラインにしゃがみ、クラウチングスタイルを取ってから、「どうやったら速く走れるだろうか、いいタイムが出せるだろうか」と考えるようなものです。
言うまでもないことですが、スタートの直前にちょっと工夫したぐらいで、タイムが伸びるはずはない。速く走るためには、競技会以前から、きちんとしたトレーニングをする必要があります。(同書「はじめに」より)
…さすがは超一流コピーライター。
因みに、谷山さんがこれまでに書かれた主なコピーは
東京ガスの「ガス・パッ・チョ!」、
資生堂TSUBAKI「日本の女性は美しい」、
新潮文庫「Yonda?」
日本テレビ「日テレ営業中」など。
この本の文体はやさしい感じ(雰囲気は“ほぼ日”な感じ)で、
文字数も少なめなので、立ち読みだけでも読破できそうな本ですが、
その具体的かつ普遍的な内容から、
“これは一家に一冊”と思い、購入しました。
なるほど!と目から鱗が落ちる話の連続なのですが、
谷山さんが例に挙げるダメなコピーの例が
ことごとく自分に当てはまっていて、
時々自分で書いていたことが、
恥ずかしく思えてきました。
これを読むと今度からコピーはやっぱりキチンと
コピーライターに頼まなければと思いますが、
果たしてどれくらいのコピーライターが
ここまで考えているのだろうと、少し不安にもなります。
それにしても、ある域に達した方々が言うことって、
固有名詞をそれぞれのジャンルの言葉に置き換えれば
ほとんど同じようなことを言っている気がします。
その共通した何かをグッと掴むことが出来れば
きっとどんなことでも出来るのだと思います。
だから一流の人同士って、分野は違えど
話が通じて分かり合えるんでしょうね。
アートディレクター講座の開講式で、
水野学さんもそのようなことを仰っていたのを
ふと思い出しました。

タイトルに偽りのない、かなり実戦的な内容なのですが、
冒頭の「はじめに」を読んだだけで、
もうグイグイ引き込まれます。
~発想法に頼るということは、スポーツでいえば、100メートル走のときにスタートラインにしゃがみ、クラウチングスタイルを取ってから、「どうやったら速く走れるだろうか、いいタイムが出せるだろうか」と考えるようなものです。
言うまでもないことですが、スタートの直前にちょっと工夫したぐらいで、タイムが伸びるはずはない。速く走るためには、競技会以前から、きちんとしたトレーニングをする必要があります。(同書「はじめに」より)
…さすがは超一流コピーライター。
因みに、谷山さんがこれまでに書かれた主なコピーは
東京ガスの「ガス・パッ・チョ!」、
資生堂TSUBAKI「日本の女性は美しい」、
新潮文庫「Yonda?」
日本テレビ「日テレ営業中」など。
この本の文体はやさしい感じ(雰囲気は“ほぼ日”な感じ)で、
文字数も少なめなので、立ち読みだけでも読破できそうな本ですが、
その具体的かつ普遍的な内容から、
“これは一家に一冊”と思い、購入しました。
なるほど!と目から鱗が落ちる話の連続なのですが、
谷山さんが例に挙げるダメなコピーの例が
ことごとく自分に当てはまっていて、
時々自分で書いていたことが、
恥ずかしく思えてきました。
これを読むと今度からコピーはやっぱりキチンと
コピーライターに頼まなければと思いますが、
果たしてどれくらいのコピーライターが
ここまで考えているのだろうと、少し不安にもなります。
それにしても、ある域に達した方々が言うことって、
固有名詞をそれぞれのジャンルの言葉に置き換えれば
ほとんど同じようなことを言っている気がします。
その共通した何かをグッと掴むことが出来れば
きっとどんなことでも出来るのだと思います。
だから一流の人同士って、分野は違えど
話が通じて分かり合えるんでしょうね。
アートディレクター講座の開講式で、
水野学さんもそのようなことを仰っていたのを
ふと思い出しました。

by tbm18363 | 2007-10-17 00:29 | クリエイター・アーティスト
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