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2007.10.01 鈴木理策展
鈴木理策展
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恵比寿の東京都写真美術館で開催されている
鈴木理策「熊野 雪 桜」展へ。

鈴木理策は1963年和歌山生まれの写真家。
自らの故郷であり聖地でもある熊野やその周辺などを
モチーフにした写真作品を制作し、
2000年に木村伊兵衛賞を受賞。
(同展フライヤーより抜粋)

木村伊兵衛賞といえばホンマタカシ、都築響一、HIROMIX、
蜷川実花、長島有里枝、佐内正史、川内倫子、本城直季などなど、
今をときめくフォトグラファーが受賞者に名を連ねる権威ある賞。

本展は大きく三つの部屋に分かれており、
暗い大展示室(緑の木々の写真)→暗くて細い廊下(闇に浮かぶ祭りの炎の写真)
→真っ白な大展示室(雪、桜の写真)という構成。

前半の展示で暗さに慣らされた目にいきなり飛び込んでくる
最後の真っ白な展示室がとても印象的。

床も壁も天井も真っ白な大きな空間の中に、
真っ白な雪や、淡いピンクの桜の写真が展示されていて
あたかも実際に暗いトンネルを抜けたところに広がる雪国のよう。

きらきら光る雪面の写真や、遠近感のある桜の写真が清々しく美しい。
写真家の意図や気配は感じず、そこにはただただ美しい世界が広がっていた。

展示された作品数は多くないものの、
良いものを見たという心地よさが後々まで残る展示だった。


by tbm18363 | 2007-10-01 01:04 | 展覧会

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