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遅ればせながら
東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に
心よりお見舞い申し上げます。

震災後数日は、twitter上に溢れる情報をありがたく享受していたものの、
1週間も経つ頃には消化不良気味となり、やがて辟易へと移行。
しばしFacebookに逃げ込んで、仲の良い友人とのやりとりで、
自分を少しずつ取り戻せるようになりました。

そんな中、あちこちで見かけた
「自分に何が出来るのか」という言葉。

デザイナーとして、買い占め防止や節電を呼びかける
ポスターを作っている友人もいたけれど、
自分にはどうもしっくりこない。

歌手が「自分たちに出来るのは歌うこと。少しでも元気になってもらえれば」とか、
料理人が「自分の料理で少しでも元気になってもらえれば」って言うけど、
天の邪鬼な自分は、「じゃあ今までは何だったの?」って思ってしまう。

ポスターも、作るのはいいけれど、
それをどう流通、機能させるかの方が大事だと思う。

作って、webにアップしておしまいじゃ、
あまりにお粗末。

先日ある出力センターの受付カウンターに、
デザイナーたちの作った節電ポスターがA4にプリントアウトされて、
箱にドサッと入れられていた。「ご自由にお持ちください」と書かれた張り紙と共に。

まったく意味がない。むしろ紙のムダとすら思える。

そもそもテーマが良くない。
節電や買い占め防止自体、
テレビやラジオでさんざん言われてみんな分かっていること。

分かっていることを人から指摘されると、
むしろ反発したくなるのが人間というもの。

少なくとも自分はそう。

だったら、「節電が必要なのはピーク時だけです」とか、
「工場の稼働状況はこうです。いついつまで我慢しましょう」とか、
ワンランク上の情報をテーマにして、
それをスーパーに貼るなり、チラシにして配るなりした方が有用だと思う。
こういうことは、大勢の人に届けるところまでが大事であって、
作りっぱなしでクローズさせないというのは意味がない。


祭りの開催に関しても、その是非を問われているが、
スポンサーの立場に立ってみれば、簡単に「やるべきだ」とは言えない。

「なぜやらないんだ。東京が沈滞してどうする!」という人は、
スポンサーの立場を理解していないと思う。

実家が八百屋だったら、
「○○青果主催 ○○祭り」と仮定してみる。

賛同して楽しんでくれる人がいる一方、
震災で家族を亡くした人からは、疎まれ、二度と野菜を買ってもらえないかもしれない。
家に石を投げ込まれるかもしれない。子供が学校で嫌がらせを受けるかもしれない。

それでも、東京を元気にするために、ウチはやる!と腹を括れるかどうか。

そこまで考えて、「やるべきだ」と言うべき。
そう考えると、自分はやるべきだとは言えない。

同じ予算を使って、
何か別の「東京を元気にするイベント」を考えるのが良いと思う。


そもそも、“自粛するべき"とか、
“いや、経済を回すためにお金を使うべき"とか、
そういうことも、人から言われてするものではないと思う。

外食する気がおきなければ、家で静かに食べていればいいし、
お花見をしたければ、すれば良いと思う。

「周りがこうだから」で物事を決めるのは、日本人の悪いクセ。

何事も自分の気持ちに素直になってみるのが一番。
人の意見は参考程度に聞くだけで十分。

自分の意志で行動すれば、後悔しないし、
余計なストレスも溜まらない。

そう思う。


↓少し前の仕事。
プリマハムの80周年のロゴを作りました。
80が無限大にもなっているデザインです。
今、プリマのいろんな商品に付いています。

80s







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