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デザイナー米、続々
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グラフィックデザイナーがパッケージをデザインしたお米が、
次々と発売されている。

「美少女、武将…「米袋」イメージ一新 若者の消費拡大に一役」

五十嵐威暢さんの「ゆめぴりか」
佐藤卓さんの「おぼろづき」
佐藤可士和さんの「伊丹米」
佐野研二郎さんの「つや姫」

限定パッケージだが、原研哉さんの「岩舟米」というのもあった。
さらに、藤掛正邦さんによる「ひとめぼれ」もある。

どれもデザイナーの個性が出ていて(と言うのは失礼かもしれないが)、
素晴らしいと思う。

若者をはじめとする米離れを食い止めるための戦略のようだが、
気になるのは、美少女イラストの「あきたこまち」が爆発的に売れたということ。

このイラストを描かれた西又葵さんを非難するつもりは全くないのだが、
(Wikiによれば、ジョージ・ルーカスの依頼により、スター・ウォーズ記念画集に参加する全世界100人のイラストレーターのうちの1人に選出されたほどの方らしい)
日本の若者が食い付くのは、所詮アニメとマンガなのかと思うと寂しくなる。

前にも書いたかもしれないが、
愛・地球博のシンボルが、大貫卓也さんの作ったかっこいいマークから、
子ども向けのキャラクター“キッコロ・モリゾー”に変わったのには本当にガッカリした。
(ついでに言えば、ロゴタイプも酷いものだった)

アニメとマンガは、日本が世界に誇る文化だというけど、
最近の萌え系アニメと“何でもかんでもキャラクター”的な流れには
どうしても馴染めない。

お米のパッケージに美少女イラストを採用した、
JA(?)のアイデアはとても面白いと思うが、
それがバカ売れしているという現状を聞くと、
日本文化の未来に一抹の不安を覚えずにはいられない。

キャラクターで行くなら、せめてディック・ブルーナみたいに
品のあるものが売れてほしいと思うのである。




↑五十嵐威暢さんの「ゆめぴりか」。“ぴりか”とはアイヌ語で“美しい”の意。



↑佐藤卓さんの「おぼろづき(八十九)」



↑佐藤可士和さんの「伊丹米」。取っ手やチャックが付いたパッケージ。




↑佐野研二郎さんの「つや姫」。ウド鈴木が宣伝部長やってました。

by tbm18363 | 2009-10-14 01:01 | デザインについて

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