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2007.07.23 屯ちんの戦略
屯ちんの戦略
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デザインとは関係のない話ですが、
池袋に屯ちんというラーメン屋があります。

ここは入店時に券売機で食券を買うのですが、
ボタンが何列か並んでいて、
メインであるはずの麺を選ぶボタン(大・中・並)が、
なぜか上から2段目にあります。

では、1段目にはなにがあるかというと、
ねぎ、メンマ、のり、煮玉子など、
追加トッピングのボタンがあるのです。

これは間違いなく店側の戦略で、
こうすることで、客はまずトッピングのボタンに目が行き、
“何かトッピングを付けようかな~”という気になるのです。

これが逆に1段目が麺、2段目がトッピングだと、
客は麺を選んだ時点で満足してトッピングのことまで気に留めず、
結果、トッピングの売り上げは落ちるでしょう。

僕はこの戦略にとても感動してしまい、
いつか何かに使えないものかと、ラーメンを食べている間中、
そのことばかり考えてしまいました。

もう一つ、これは屯ちんが混んでいるからかもしれませんが、
ラーメンの出てくる時間が他の店より少し遅い気がします。

これも戦略だとしたら、本当にすごいラーメン屋です。

おなかが空いている人なら誰でも
待たされた方がより美味しく感じます。

現にインスタントラーメンは、そのためにお湯を入れてわざと
3分間待たせると言われています。

もちろん、麺を戻す時間でもあるのですが、
技術的には1分間でも充分麺を戻すことは出来ます。

20年ほど前に1分間でできるカップラーメンが発売されましたが、
いつの間にかなくなり、現在も3分以上待つラーメンはあれど、
それ以下のラーメンが出てくる気配はありません。

屯ちんは元々味も良いのですが、
たった一杯のラーメンを売るにも、極めようと思えば
いろいろなことが出来るのだなぁと、とても感心したのでした。
by tbm18363 | 2007-07-23 18:15 | その他

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