2007.04.27
07 TDC展
昨日の夕方、銀座に行った。
銀座は以前勤めていた場所だが、
中央通りの、あのどこまでも真っ直ぐな感じが好きだ。
松屋、アップル、シャネル、ユニクロなど、
見るだけでワクワクする建物が並んでいるのも好きだし、
歩いている人たちも、新宿や渋谷とは違って好きだ。
7丁目にあるgggへ、TDC展を見に行った。
最終日とあって、いつもの3倍ぐらい人がいる。
今年の受賞作品群は年鑑で既に見ていたのだが、
一流の人間が作ったものは、デザインに限らず、
実物を見ないと、その本当の良さが分からない。
今年も案の定、そういう作品がたくさんあった。
グラフィックデザインは、カテゴリー的には「平面」だが、
優れた作品は「立体」と言っても過言ではない。
紙の質感、インクの盛り方、型押し加工など、
近寄って斜めから見ないと分からないようなこだわりが、
随所に散りばめられている。
グランプリは服部一成氏の作品で、
アルファベットA~Zまでを、すべて異なる書体で、
手書きでトレースしたもの。
“X”が、何の書体でもなく、今をときめく
レッド・ソックスのユニフォームから取った“X”だったのだが、
これは推測するに、幼少時の服部氏本人へのオマージュではないか。
服部氏は幼い頃、ジャイアンツなどのユニフォームの文字を
写し取って遊んでいたらしい。
自分のバットやグローブに、プロのマネをして
マジックでマークや背番号を書く、
男の子なら誰でもやったことのある、あれである。
そのときに服部氏は、今まで味わったことの無い楽しさを感じたらしく、
後で思えば、それが自分の「文字」に対する目覚めであったと言う。
なぜ、僕は目覚めなかったのだろう…。
ジャイアンツのマークはほどほどに、
ドラえもんやガンダムばかり描いていた気がする。
何かの役に立っているだろうか。
銀座は以前勤めていた場所だが、
中央通りの、あのどこまでも真っ直ぐな感じが好きだ。
松屋、アップル、シャネル、ユニクロなど、
見るだけでワクワクする建物が並んでいるのも好きだし、
歩いている人たちも、新宿や渋谷とは違って好きだ。
7丁目にあるgggへ、TDC展を見に行った。
最終日とあって、いつもの3倍ぐらい人がいる。
今年の受賞作品群は年鑑で既に見ていたのだが、
一流の人間が作ったものは、デザインに限らず、
実物を見ないと、その本当の良さが分からない。
今年も案の定、そういう作品がたくさんあった。
グラフィックデザインは、カテゴリー的には「平面」だが、
優れた作品は「立体」と言っても過言ではない。
紙の質感、インクの盛り方、型押し加工など、
近寄って斜めから見ないと分からないようなこだわりが、
随所に散りばめられている。
グランプリは服部一成氏の作品で、
アルファベットA~Zまでを、すべて異なる書体で、
手書きでトレースしたもの。
“X”が、何の書体でもなく、今をときめく
レッド・ソックスのユニフォームから取った“X”だったのだが、
これは推測するに、幼少時の服部氏本人へのオマージュではないか。
服部氏は幼い頃、ジャイアンツなどのユニフォームの文字を
写し取って遊んでいたらしい。
自分のバットやグローブに、プロのマネをして
マジックでマークや背番号を書く、
男の子なら誰でもやったことのある、あれである。
そのときに服部氏は、今まで味わったことの無い楽しさを感じたらしく、
後で思えば、それが自分の「文字」に対する目覚めであったと言う。
なぜ、僕は目覚めなかったのだろう…。
ジャイアンツのマークはほどほどに、
ドラえもんやガンダムばかり描いていた気がする。
何かの役に立っているだろうか。
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