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佐々木宏展@ggg
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なかなか行けなかった、
ggg第264回企画展
「がんばれニッポン、を広告してきたんだ そう言えば、俺。」
~応援団長佐々木●宏 へ、ようやく足を運べた。

まず目に入ったのは、巨大なボードに丸明オールドで延々と書かれた、
ニッポンと広告に対する、佐々木宏さん(以下敬称略)からのメッセージ。

そして、展示されている作品の脇にも、
それぞれの仕事の経緯や、思い出などが掲示されている。

よくグラフィックデザイナーは、
“お前がポスターの脇に立っていちいち見る人に説明出来る訳じゃないんだから、
  説明なしでも分かるようなコミュニケーションを心がけろ!"と言われるが、
この展示はその真逆。

誰もが知っている佐々木宏の仕事、SoftBankやBOSS、ANAなどの広告について、
どうしてそうなったのかがいちいち書かれていて、それがまたいちいち面白い。
ホワイト家族の犬=孫正義のわがままに対抗するための苦肉の策、とか。

佐々木宏は元々コピーライターであるから当然なのだが、
面白くてついつい読んでしまい、気がつけばほぼ1時間近く会場にいた。

僕が思うに、佐々木宏は言いたいことが山ほどあったときに、
それを全て言わないと気が済まないようなタイプだ。

大貫さんや、可士和さんのように、山のような言いたいことを
何か別のシンボリックなもの1つでズバッと表現するタイプではない。

幕の内弁当のような、百貨店のような、ハリウッド映画のような。
あまり捻らず、全要素が入っていて、誰もがほどよく満足できる、そんな広告。

なんかけなしているようだけど、そんなつもりはない。

彼の仕事の一つ、JR東海の「そうだ、京都行こう」は、
大好きな広告。

ご本人曰く、“「最高の絵はがき」を作ろうと思った"そうだ。

あのCMを見ていると、本当に京都に行きたくなるし、
実際僕も、「そうだ、京都行こう」という本まで買って、京都に行った。

どんなに面白い広告でも、モノが売れなければ自己満足だし、
何かの賞を取ろうと、それは単なる内輪ウケ。

広告の目的は、同業のデザイナーに褒められることではなく、
世間一般に知ってもらって、モノが売れることだから。

だから、佐々木宏はすごいと思う。

写真は、会場内で“がんばった"と思う作品に投票するための応援旗を
そのまま持って帰ってきたもの…。

by tbm18363 | 2008-06-26 20:09 | 佐々木宏

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