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THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン@ggg
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カッコイイ。
以上。

と言いたくなるほど、シンプルでカッコイイWEBサイトばかり。
(正確には“インタラクティブデザイン")

今回の展示は地下が面白く、
「ピッ、ピッ、ピッ、ポーン」と時報のデジタル音が流れる中、
幾つもの液晶モニタの中のインタラクティブデザインが、
それに合わせて秒刻みで動いている。

そして1分ごとのカウントダウン、「ピッ、ピッ、ピッ、ポーン」に合わせて、
すべての画面全体がR(まっ赤)→G(ま緑)→B(まっ青)となり、
「ポーン」で彼らのロゴが映し出されて、
また1秒目から作品の続きが始まるという仕組み。

会場内の全ての画面がR→G→Bと変わっていく様は、
狭いギャラリーながらちょっと壮観。

今回は中村勇吾氏が所属する「tha」名義での企画展なので、
彼以外のアートディレクションによる作品もあるのだが、
じーっと画面を見ていて、“何か気持ち良い"と感じるものは、
キャプションを見てみると、決まって中村勇吾デザインのものであった。

ひねってないから雑味がない。
シンプルな表現でカッコよさのど真ん中を突いてくる。
ピッチャーで言うとストレート勝負の本格派。
そして、動きの微妙な間が生理的に心地よく、
デザインには品があって、どこか優しい。

天才だなぁと感慨にふけっていて、
彼が東大出身であることを思い出した。
そういえば、佐藤雅彦さんも東大か。

すげーな、東大。


by tbm18363 | 2008-08-13 02:02 | 中村勇吾

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2008.04.02 中村勇吾
中村勇吾
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久しぶりに、
NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」を見た。

ゲストが中村勇吾氏だったから。

彼の職業はウェブデザイナー。

UT(ユニクロ)やサムライをはじめ、
優れたWEBサイトを数多く作っていて、
カンヌのグランプリも獲得している。

放送を見た感想は、
“とても面白く、あっという間の45分間”

とくに前半が面白かったのだが、
後半は番組の構成上、

・これまでにない大きな仕事が舞い込む
 ↓
・なかなかアイデアが浮かばず悩む
 ↓
・ギリギリまで追い詰められて、
 昔からの自分の流儀を思い出す。
 ↓
・プレゼンが上手く行く。

というベッタベタな流れに。

何も無理に起承転結作らなくてもいいのに。

番組へのダメ出しはともかく、
中村勇吾氏は、見る前の先入観とは違って、
とても温和な感じの人間らしい人物だった。

東大を出て、橋などの設計会社へ就職するも、
日々の仕事にやりがいを感じられず
本人曰く“ダメサラリーマン”を続ける毎日。

そんな状況に甘んじている自分に嫌気がさし、
再就職を経て30歳で独立。今に至る。

仕事では、“なんか、気持ちいい”感じになるよう、
試行錯誤を100回以上繰り返すこともあるらしい。

東大工学部卒の中村氏が、
“なんかイイ感じ”かどうかを指針にしているところが、
何とも人間的で魅力的だった。
(もちろん理論的に詰めた上での話)

彼曰く、“どんなに優れた組織が、会議を重ねて最大に効率化しても、
一人の頭の中で創るコラボレーションには叶わない”のだそうだ。

僕の知っている限りでは、ネット検索最大手のグーグルが、
社員に天才を集めて、彼らの自由な発想で開発された数々のサービスを
ひとまず世の中に提供し、その中から受け入れられたものだけを
残していくというやり方をしているそうだ。

いろいろな場面で思うけれど、
体系的に学んだ者は、時に独学の発想に敵わないことがある。

独学は、常識という“枠”を知らない分、
純粋に面白さ、楽しさだけを追求することができる。

そして、そのようにして出来上がったものは、
とてつもなく魅力的だ。

体系的に学んだ者が、そのことを意識的に出来れば、
仕事は仕事でなくなり、魅力的なものを作ることができる。

つまり、純粋に楽しんでモノ作りできる環境をどう作るか。

やっぱり、
ソフトの前にハードなんだよなぁ…。

ここ最近の大きなテーマです。
by tbm18363 | 2008-04-02 02:24 | 中村勇吾